会長挨拶
withコロナのこの2年のテーマ
「癒しと学び」
■はじめに
この度、13代会長を仰せつかりました。歴代の偉大な会長に名前を連ねるのは大変名誉なことと存じます。2021-22年の2年間、よろしくお願いします。
2020年に世界を襲ったコロナウィルスで、会員の皆様も会どころか生命と会社の存続まで脅かされる方も多いと拝察します。
2021年からの2年間はウィズコロナという形で進まざるを得ない状況です。
どういう2年間になるのかわかりませんが会員230数社の為に何が出来るのか精一杯努力してまいります。
■会の目的
博多21の会の憲章では超一流の価値創造を目指すとあります。
それは会の中だけではなく、社業、経営においても規模の大小に関わらず自立した理念を持ち事業に誠実に向き合って、繁栄を目指す姿だと思います。
私自身、青年会議所などにも加入せずライオンズもロータリーも未経験のままこの会に入らせていただき、この会に育てられたという意識を持っています。
なんとか恩返しして、優秀な若いメンバーたちに繋ぎたいと思います。
■組織について
高橋会長がこれからの35年を見据え、副会長は会の方向を考えるという目的で統括制度を作り、委員会運営を統括に任せました。おかげで組織作りもまとまって来ました。
今季、統括は置かずに、副会長にそれぞれ委員会を担当していただきたいと思います。
また、委員会は会員が増えて8委員会としましたが、後半は合同が多くなりました。今季は6委員会に戻します。
会員の心を癒す交流系の3委員会と、会員の健康や経営、教育の事業系3委員会をそれぞれ編成しました。
新たな取り組みとして、長く勤続した植木さんが退職されますので、会員の中から事務局担当副会長、事務局長、事務局次長を選出しました。まずは事務局の仕事を把握し、これまで以上に会員が足を運びやすい事務局を模索します。
■例会
年に6回開催し、各委員会に一度ずつ担当していただきます。
2020年から懇親会なしで開催することも増えました。
例会の懇親会ができなくなれば寂しいですが、web開催であれば例会予算の中で懇親会や講師の移動、交通費の分を講師に支払う謝礼を増やすこともできると解釈すればこれまで予算の関係で諦めていた人も呼べます。
懇親会はしっかり感染対策をした環境で極力開催したいです。
■ビジョン諮問会議
歴史を辿ると会は24時間空港やサークルアンドシティといった福岡への提言を行っていました。
空港が決着した後、次のテーマを探しましたが、なかなか見つからずに、会がサロン化している現状もあります。
2024年には会も40周年を迎えます。そこで2021年にビジョン諮問会議を創設いたします。
この組織は会長直轄で、実行委員会的、横断的な組織を編成したいと思います。
会員の中の有識者を中心メンバーに、福岡の街づくりのゲストを呼んで勉強会の開催、福岡への提言、社会貢献、などを諮問し、40周年事業に役立てる会議体とします。
■先輩会員へのお願い
先輩方におかれましては新しい会員が増えてなかなか行きづらい、などの声も聞きます。
最近は一時期より事業も減り、提言団体ということも知らない若手会員も増えています。
今季、委員会無配属制度は無くし、どこかに入っていただくこととします。
若手会員との融合のためにも積極的な参加をお願いします。
■結びに
現在、コロナ渦で、会の存在意義が問われています。
メンバーでいることで会員や会社にどのようなメリットがあるのか?これまで以上になくてはならない会にしなければなりません。会員でいるだけでは何も生まれません。皆さまのお知恵が必要です。
ご協力、ご支援をお願いします。
一般社団法人 博多21の会
第13代 会長 中尾 厚志